2023年新卒採用が間もなく始まります。キャリア採用で2019年に入社した松田朗子さんは現在、つばさホールディングス株式会社の人財総務部でゼネラルマネージャーを、社風人財開発グループでグループマネージャーを担っています。人生の変化と共に積み重ねてきた経験を活かし、若い世代のリーダー人財育成に情熱を注いでいます。これまでのキャリアと共に、新卒採用に向けた思いをお聞きしました。
人財育成に携われる仕事は、私が求めていたもの
短大卒業後に入社した大手マンションディベロッパーに21年勤めました。その間に税金担当と役員秘書を担当し、リーマンショックの流れでリストラを経験します。私自身は子供を出産したばかりだったので退職に戸惑いはなかったのですが、その時初めて無職を経験しました。専業主婦の間に今の会社がある多摩地域に引越し、以来縁があって住み続けています。
子育て中には、業務委託でビジネス研修講師を5年務めました。この時期の働き方は子供が最優先になっていましたが、受講者の内面にも目を向けてサポートをしたいと、EAPメンタルヘルスカウンセラー資格を志し2017年に取得しました。
研修講師はやりがいのある仕事でしたが、業務委託なので受講された方のその後の成長を見届けられないもどかしさを感じていました。子育てが一段落してからは正社員のキャリア採用で管理部門のマネージャーを経験した後、2019年につばさホールディングスに出会いました。人本主義を掲げる会社で人財育成に携われる仕事は、私が求めていたチャンスでした。
何もないところから、組織作りに関わるわくわく感
つばさホールディングスの組織体は整っているでしょうか?という問いかけに、「厳しい質問ですね(笑)。2023年3月末を中期ビジョンの着地点にしているので、各部署で来年度末に向けて整えているところです」と応える松田さん。
私自身が入社する際、面接などで話を伺う中で、正直に言って本当にまだ何もない会社だなと感じました。同時に組織を作る根幹に関われる、わくわくした気持ちも生まれました。代表の猪股さんが目指す「人を大切にする会社づくり」は、これから発展する会社に絶対に必要な要素のひとつです。これから社会に出る学生さんや若い世代に限らず、自分自身と社会との共存を大事に思い、仕事と家庭を明確に分けるのではなく、社会とどう調和していくかを考える人が増えていると思います。人間や社会が良い状態にあることは持続可能な成長のカギでもあります。人を大切にするとは何か、具体的な施策にのせてウェルビーイングを実現していく流れでは、整う手前で始めちゃう勇気も必要に思います。
学生の声:この会社の面接が一番自分を出せた
つばさホールディングスの新卒採用活動は2019年から始まりました。はじめての新卒社員を当社では、「はじまり」の意味を込めて「0期生」と呼んでいます。
0期生の内定式は社内の会議室を使い、互いの距離も近くこじんまりと少人数で行いました。式を進行する側でありながらも、実は私自身の入社初日でもあったので、心の中で「私も新人、一緒に会社を成長させていこう」と誓っていました。
初の新卒採用0期生は、未知の世界を切り拓く意識が高く、好き嫌いがはっきりしながらも「仲間が先 自分は後」など理念実践度も高く、頼もしい存在。新世代のリーダーとなる日が待ち遠しい限りです。
新卒採用2年目は世界がコロナ禍という環境に覆われ、就職活動をする学生さんにも不安が付きまとっていました。正解がない状況ではありましたが、対面で少人数の会社説明会を開催することを決めたところ、予想以上の応募がありました。
一般的な採用面接のイメージは、質問することが用意されていて「選ぶ」「選ばれる」という雰囲気ですが、このような環境の中で応募していただいた学生さんにとって、少しでも充実した時間だったと感じていただけるような向き合い方を心がけました。
内定した1期生から「この会社の面接が一番自分を出せた」という言葉を聴けたことは、狙い通りだったので本当に嬉しかったです。
今春入社する2期生に対する採用活動では、初めて「つばさレシピ※」をツールとして活用しました。採用イベントに初参加した際も、初めて出会う学生さんとの間を取りもつ強力な武器となってくれました。更なる理念型採用を深化する中で内定した2期生は、個性がはっきりしていて、面接の中でも発言がぶれない、軸をしっかり持っている方が集まったと思います。まもなく始まる3期生の採用選考も、どのような出会いがあるかとても楽しみにしています。
※つばさレシピ…つばさホールディングスの理念や行動指針をまとめたミニ冊子
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つばさホールディングス株式会社
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