石川県能美市にある折戸運送有限会社(以下、折戸運送)では、地域の中学校や高校の吹奏楽部の楽器を運ぶ「楽器運搬」という仕事に力を入れています。地域に貢献するために始めたこの楽器運搬の仕事は、今では生徒たちの「想い」を運ぶ大切な役割を果たしています。今日は、そんな折戸運送で働く愛宕さんの物語をご紹介します。
身体が弱かった僕の音楽との出会い
愛宕さんは、もともと音楽に特に興味があったわけではありません。
ある時、友達に誘われて吹奏楽部の演奏会に行ったとき、たくさんの楽器の音や舞台の華やかさに心を奪われました。特にサックスを吹いていた先輩に憧れて、「音楽をやってみたい」と思うようになりました。
そこからは吹奏楽部の部員として一生懸命に練習をする日々でした。
未来につながる楽器運搬との出会い
中学校で音楽に夢中になった愛宕さんは、高校でも吹奏楽部に入部します。
そこでは「遠征課」という役割を担いました。遠征課は、楽器を演奏会場に運ぶための業者とのやりとりや、学校での進行を担当します。
運搬業者の折戸運送と直接連絡を取るなかで、たびたび叱られることもありました。
「演奏さえ上手にできればいい」「運搬は業者がやってくれるもの」と思っていた学生時代の愛宕さんは、折戸運送が叱る本当の意味をこの時、理解できていなかったと言います。
今なら分かる、楽器運搬に込める想い
高校卒業後、愛宕さんは縁あって折戸運送に入社します。
そして楽器運搬の仕事を担当し始めました。一つの部品が壊れるだけで演奏ができなくなるくらい、楽器とは繊細なものなので、担当して2年目の今でも運ぶ時は緊張するそうです。
学生時代には気づけなかった運搬業者側の気持ち。折戸運送の社員となって、今愛宕さんはこう表現しています。
「大会に向けて練習している生徒たちの青春を台無しにしないように、細心の注意を払って運搬すること。生徒たちの青春や夢を運んでいる誇り高い仕事だと気づきました」と。
2024年8月。企業の魅力を動画作品として応募する『感動物語コンテスト』に初めてエントリーをしました。出品作は、楽器運搬にかける会社の想いを愛宕さんの視点を通して製作した動画です。ぜひご覧ください。
感動物語コンテスト 出品作
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