社員みんながやりがいを持ちながら、幸せを感じて仕事のできる職場って何だろう?
価値のある朝礼とは何だろう?
ハッピーモーニング活動委員会(通称ハピ活)の皆さんは、2025年6月から現在にかけてつばさ全体の朝礼の向上に努めて参りました。
今回は、ハピ活の発足から実際に行った施策、そして今後の展望を発信します!
【ハピ活について】
朝礼を通じた理念浸透を目的に結成された『ハピ活』。
その取り組みや想いについて、メンバーのお二人にインタビューしました。
ーハピ活での役職は何ですか?
笹野さん:
現在、私は副委員長をやっています。
ただ、副委員長として何か特別なことをしているわけではありません。
委員会は有志結成(新卒は研修の意味合いで必参加)ですので、役職に関係なくみんなで業務を分け合って、私自身もメンバーと同じくらいの業務量をこなしながら、全員で活動しています。
平井さん:
私はあくまでも「サポーター」です。委員会のメンバーが盛り上がって、いろいろ進めていけるように支援する役割ですね。
ー笹野さんに質問です。ご自身の委員会活動を通して、成長した点はありますか?
笹野さん:
委員会活動に限らないですが、自分から行動することや、施策を実施する際に「なぜ実施するのか」という背景を常に考えて実施することの大切さを学びました。
社員の方の反応を見ながら委員会メンバーと「これは良かったから継続する」「これちょっと違うよね」といった話し合いをしていく大事さも学びました。
一種のプロジェクトのようなものなので、仕事の進め方を実践できるのが、この委員会の魅力だと感じてます。

ー朝礼に関する委員会を発足したきっかけは?
平井さん:
つばさホールディングスはまだ設立から6年ほどの若い会社ですが、グループ全体で共通の理念はあっても、それが朝礼を通じて充分に浸透している状態にはなっていないとずっと感じていました。
新しいメンバーが増えたり入れ替わったりして組織が変化していくうちに、
毎朝の朝礼が「あるから出る」という義務感で行われているような雰囲気になってしまっていたんです。
たとえば、理念浸透朝礼という、隔週で理念に基づいた行動を社員自身が考えてきて、朝礼の機会に全員の前で発表するという文化があったのですが、「自分の当番だから話さなければいけない」という義務感でやってしまうと、話す側もやりがいを感じらませんし、聞く側も以前より反応が薄くなっているなと感じていました。
せっかく皆の時間を使って集まっているのにもったいないですし、私たちが大切にしている「※つばさグループライセンス(行動指針)」が具体的にどういう人を指しているのか、どういう行動が良いのか悪いのか、そういった部分の目線合わせもできていない状態だったのではないかと。
そこで、ちょうど外部の企業様の朝礼を見に行く機会があったのをきっかけに、メンバーに声をかけて委員会をスタートさせました。
※つばさグループ全員が同じ目線をもって目標に辿り着くための行動指針を書いた教本

ー理念浸透をするうえで重要なことはなんでしょうか?
平井さん:
なんだかんだ言ってもやはり皆が「対話」を重ねることが重要だと考えています。
実は前職では朝礼もなく、10年以上働いていながら自社の理念を知らないまま過ごしていました。働く環境は整っていましたが、やりがいを感じにくい環境でした。
その経験があるからこそ、社員一人ひとりが「つばさの基準(ライセンス)」を自分の中に持ち、上司に聞かなくても自発的に判断できやりがいの持てる状態を作りたいと考えています。
そのためには、一方的に伝えるのではなく、朝礼という場を使って、「この行動は基準に沿っているか?」を互いに話し合い、時間をかけて価値観をすり合わせ、全員で共通認識を作っていくことだと思います。
ー委員会の結成時期から今に至るまで、活動を通じて組織全体で変化できた点はありますか?
平井さん:
最初は、おそらく委員のメンバーも「何をやらされるんだろう」と、ゴールがわからず不安だったのではないかと思います。
というのも、5期生(25卒新卒社員)の方々には、委員会活動への参加を必須にしており、さて朝礼を活性化させようと言っても、自身で選択していないがゆえに、最初は「面倒くさいな」という気持ちが大きかったでしょうし、実際に委員会の雰囲気も重たい時期がありました。
しかし今は、メンバー自身が楽しんで参加してくれるようになったと感じています。
かつては「義務感」でやる感覚だった朝礼が、今では盛り上がりを見せるようになりましたし、こうして朝礼の雰囲気が少しずつ変わってきたことが、自分たちの自信ややりがいに繋がっているのではないでしょうか。
また、会議に関しても以前のような事務的な雰囲気とは違い、会話やコミュニケーションの中に活気や温かみが溢れてきたなと感じており、そんなみんなが楽しんで作り上げていっている様子を見て、私自身も安堵の気持ちでいっぱいです。

ー今まで行ってきた施策の中で、特に効果があったものを教えてください。(笹野さん)
笹野さん:
主に三つの施策を行ってきました。
①ハピックスによる掃除の班分け
これは「夏と冬、どっちが好き?」といったトークテーマがランダムに入った箱のことで、メンバーが引いたお題をきっかけに会話を広げながら、その日の掃除の持ち場を決めていく運用です。
この取り組みのメリットは、普段接点の少ない社員間に自然な対話が発生し、清掃の時間が『対話の場』へと昇華される点にあります。
こうした地道なアプローチが、組織全体の心理的安全性を底上げする有効な施策になると確信しています。
②賞賛タイムの導入
以前に行っていた*理念浸透朝礼は、つばさレシピの熟読と、理念に記載されている言葉の自己解釈の発信のみで、具体的に理念を体現した行動が少し抽象的でした。
なので、理念に沿った行動とはどんなものかをみんなで発見するために作りました。
具体的な行動が共有されることで理念の浸透が図れます。
③グループ会社の気づき共有も良かったと感じます。
ホールディングスのメンバーが往訪した先の会社状況を共有することで、次回支援に行く人と現場のギャップを埋めたり、課題を理解しやすくしたりするために行っています。
*理念浸透朝礼:毎週メンバー1人が代表して理念に対する想いや行動についてディスカッションする場
【課題点等】
ー委員会活動を通じて、見えてきた課題点等はありますか?
笹野さん:
ホールディングスとしての朝礼はだんだんと形づいてきて、より活発で有意義なものになってきた実感があります。しかしながら、グループ会社に活動範囲をまだ広げられていないのが課題です。この変化をグループ会社の方々にもお届けしたいです。
ー委員会活動を通じて、どのように課題に対し、打開していきたいですか?
笹野さん:
グループ会社には各々企業文化があります。ホールディングスと全く同じ方法でやるのはあまり好ましくありません。なので、各グループ会社の文化とより良い朝礼を結びつけるために、各社を訪問しコミュニケーションを通じて、グループ全体の良い朝礼を目指していきたいです。
【今後の展望】
ー委員会活動を通じて、長期的に今後、叶えていきたいことはありますか?
平井さん:
会社は、仕事をし給料をもらう場所ではありますが、1日の大半を過ごすので、どうせならば楽しんだ方がいいと考えています。
社員自ら興味を持って楽しんで業務に取り組むには、自身で判断出来る自立性が必要です。なので、目標として「社員一人ひとりが自律(自立)して行動できる事」を目指しています。
「つばさ」の基準を皆が持ち、上司に聞かなくても自分で判断できる社員が育つ会社を実現したいです。
ー今後の活動について
平井さん:
他社の朝礼見学を、今後も続けていきたいです。会社によって朝礼の目的ややり方が全く違います。
例えば、ある会社は、つばさのように基準を話し合う時間を徹底的に設けて共有をしていました。
またとある会社では、過去の事故を教訓に「安全」を最優先に考え、「安全とは何か」を深く議論に徹底していました。
自分たちだけでの考案に加え、他社の事例も参考にしながらより良い朝礼を築き上げられるように行動しています。
作業分担や今後の朝礼活動のためにもいろいろな取り組みを増やしていきたいです。

【最後に】
ー社員の皆様に伝えたいことはありますか?
平井さん:
業務プラスアルファの活動で大変だと思いますが、委員会は「失敗してもいい、チャレンジできる場所」だと思ってほしいです。
仕事では止められるようなことでも、ここでは挑戦できる。
かつて雰囲気が重く、「なんでこんなことやらされるんだ」という混乱を乗り越えて今がある経験は、皆さんの自信になっているはずです。若手を中心にどんどん参加してほしいですね。
笹野さん:
いつも朝礼を盛り上げていただいていることには本当に感謝しています。
今後はさらに一歩踏み出し、グループ会社の朝礼にぜひ参加していただきたいなと思っています。
それぞれの会社が持つ歴史や独自の文化を肌で感じることで、つばさグループ全体としての「経営支援」の質を高めることができると信じております。
「なぜこの施策をやるのか」という背景を共に理解し、グループ全体のパワーを最大化させていくために、これからも一緒に朝の時間を創り上げていきましょう!
【筆者視点から】
平井さんと笹野さんがお話してくださった、活気溢れる朝礼と理念浸透に関する取り組みへの想い。
どちらも、日々の流れとして存在するのと、コミュニケーションの一環として存在するのでは、社員一人ひとりの主体性に大きな違いが出てくると思います。
コミュニケーションに正解はなく、ここからより一層朝礼を良くしていきたいと、ハピ活のお二人もおっしゃっていました。
社員全員で、価値のある朝礼を目指していきましょう。
