ただ荷物を運ぶだけではなく、引越しを通じてお客様に感動していただきたい―そんな熱意をもった引越し会社「アクティブ感動引越センター」で、実際に現場で荷物を運ぶドライバーとして活躍する、入社2年目の2人にインタビューを行いました。
同期として高め合い、成長してきた2人
立川市に本社を置くつばさホールディングス株式会社に、新卒社員として入社、アクティブ感動引越センターに配属されて2年目になる森一平さんと伊藤翔さん。同期入社の2人は、先輩やお互いの存在に助けられながら日々の業務をこなしています。
今でこそ生き生きと働く2人。しかし、入社一年目は社会人として不安な気持ちの方が大きかったそうです。
野球少年だった伊藤さんは、「自分はマイナス思考が強かったのですが、先輩方が前向きに寄り添って指導してくれました。一から教えてもらえ、少しでも仕事ができたら自分のことのように喜んでくれました」と話します。
マニュアル免許は持っていたものの、実際にマニュアルで運転するのは教習所以来。慣れない大型トラックや、東京の交通規制への戸惑いもありました。
「発進するたびにエンストばかりして、無理だと思った時もあります。でも徐々に近い現場から遠い現場へ行けるようになりました」と振り返ります。
クラッチの違いで苦手なトラックもあった伊藤さんですが、同期の森さんが率先してそちらを運転してくれたことにも助けられたと言います。
先輩の姿を間近に見て学ぶ「バディ制度」
つばさホールディングスグループで新卒社員育成の鍵になるのが「バディ制度」。先輩社員と後輩が二人一組になり、数々の現場を回る中で引っ越しの技術や、仕事に対する考え方を学んでいきます。たとえば、狭いところでどうやって大型の荷物を運ぶのか。体力や力だけでなく、頭の回転も非常に大事なのだそうです。1年間現場でみっちりと教え込まれた2人も現在は後輩が入り、育てる側の役割も担っています。
バディ制度について森さんは「振り返ってみると、先輩たちがしっかりサポートしてくれたからこそ今の自分がある。だからバディ制度自体はとても良いと思いますが、自分が教える側になると、とても大変なのが分かりました」と苦笑します。
伊藤さんは「自分は育てるというか、共に成長するスタイル。後輩の視点から逆に気づかされることもあります。同等な感覚というか、仲間に近いのかもしれません」と話します。伊藤さんが先輩である五十嵐さんと組み、最初に手伝ったのは学校の引越し。配属初日に学校の移転があり、現場の感覚を肌で学びました。
その1年後に新校舎への再引越しがあり、満を持してワンフロアを任されたのは入社2年目になった森さんと伊藤さんでした。 「『当日は派遣さん5人が来るから、みんなで協力できるようにね』と。育てるという意識がすごくある会社なので、現場を任せてくれたことがうれしかったです」と森さんは喜びを嚙み締めます。
今年の10月には初めて、「森さんに引越しをお願いしたい」という指名が入ったのもうれしい出来事の一つ。シェアハウスをする方の引越し作業を一緒に見ていたご友人からぜひ!とのご依頼だったそうです。
お客様への気遣い―椅子をしまうのは最後、出すのは最初
アクティブ感動引越しセンターでは仲間を思いやり、バケツリレーのように「これは重いです」「こちらがテレビの表面です」などの声掛けをしながら作業をしています。もちろん仲間だけでなく、お客様への気配りも忘れません。中でも毎回決まって意識しているというのが、椅子の積み込み。トラックへ積み込むのは必ず最後にし、引越し先へ到着したら最初に下ろします。それは、立ち会うお客様が疲れないように座っていてもらうため。トラックの一番手前に椅子が来るのには、そうした理由があるのです。
引越しをする人によって荷物の量や形もさまざま。全体を把握した上で、トラックへ並べていく順序や何を下にするか…などを計算していきます。
森さんは、最初にリーダーを任された時のエピソードをこう振り返ります。
「リーダーは部屋の中でお客さまから一番近い位置で作業をします。当然コミュニケーションをとりながら作業をするわけですが、全体も見渡さないといけない。しかし、余裕がなくて、部屋から一歩も出られませんでした。先輩がずっと階段から荷物を下ろす作業をしてくれていて、リーダーの難しさを実感しました」責任者をやるようになってから、2番手の動きの大切さにも気づいた森さん。
先を読み、責任者が次に求めるものを考える―そうした役割を果たすことも好きだと言います。それぞれの頑張りを受け止めて称賛する、心を認め合う。そんな社風を作っているのが、アクティブ感動引越センターなのです。
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