“引越し”は荷物を運ぶことではなく、お客様をもてなす仕事──その信念のもと、「アクティブ感動引越センター」ではお客様をゲストと呼び、新しい生活を気持ちよく迎えられるように、最高のパーソナル・サービスを提供しています。独自のバディ制度では、先輩社員が新入社員を優しく、時に厳しく教育しゲストへのパーソナル・サービスを支えています。今回は、社内でもトップの営業成績を誇る先輩社員2名にお話を伺いました。
バディ制度で経験を伝え、個性を生かす
「アクティブ感動引越センター」では、バディ制度を導入し、チームで動く大切さと、お客様への丁寧な接客を徹底的に教育しています。バディ制度とは先輩社員が新入社員につき、1対1で指導していくというもの。勤務歴14年目、チーフキャストの古内孝幸さんは、新入社員の伊藤さんを、そして勤務歴4年目のマネージャー・五十嵐翔貴さんは森さんにつき、1年間、厳愛と慈愛をもって接してきました。
「教えること自体がすべて自分たちの学び」と古内さんも五十嵐さんもいいます。
伊藤さんと森さんは性格も異なり、吸収の仕方も違います。そのなかで、古内さんと五十嵐さんもどう教えていったらいいか、対話を重ねてきました。
「教えてもできないと“仕事ができない”という話になってしまいがちですが、教える側の自分たちの言い方や、伝え方ができていないのかもしれないのです。だから、経験してきたことをどう伝え、個性をどのように生かしていくのか、試行錯誤しながら真剣にバディ制度に取り組んできました。今では 伊藤さんも森さんも自分の子どものようにかわいくって仕方がないですね」と五十嵐さんは顔を緩めます。
1年間、徹底的に寄り添い、教育してきた伊藤さんと森さんは、今度は後輩の指導役となり、教えることで、またさらに成長を始めています。
▼お互いを成長させるバディ制度 -後輩編はこちら
慈愛を持って接し、時には厳愛で成長を促す
五十嵐さんは「アクティブ感動引越センター」に入る前は、食品輸送会社で7年勤めてきました。
「食品輸送はひとりで行うことが多いので、『アクティブ感動引越センター』に入ったばかりの時は、正直、自分のことばかり考えていました。でも、笠原社長に出会って話を聞くうちに考え方が変わり、チームで動く大切さを実感するようになりました」
自分の考え方を大きく変えてくれた会社。そんな想いもあり、五十嵐さんはつばさホールディングスが行う「理念研修」にも積極的に参加し、「具体と抽象の使い分け」や理論的な思考を学んでいます。
「教育には慈愛のほかに、人を成長させるためにあえて厳しく接する『厳愛』も必要です。これからは厳愛も学んでいきたい」と五十嵐さん。将来、人財育成に関わっていきたいと考えるようにまでなっています。
引越しの楽しさ、奥深さを伝えたい
「自分の背中をみせる」ことで人の成長を促してきた古内さんは、社内一熱い人です。引越しの奥深さを理解し、常に「タワーマンションの一斉入居の幹事会社になりたい」という高い目標を掲げ、“呼ぶ引越し”を心掛けてきました。
呼ぶ引越しとは、見積り依頼の電話がかかってくるのを待つのではなく、引越しの現場でパーソナル・サービスを徹底させることで感動を提供し、次の機会も「アクティブ感動引越センター」に頼みたいと思わせる引越しのことです。
「引越しの楽しさを教えている責任者って意外と少ない。でも、本当に奥が深い仕事なのです。例えば、個人宅の引越しをした縁から世界的建築家・隈研吾さんが設計した小学校校舎への引越しをさせてもらえることになったりします。たかが引越し。でもそれで人生変えてみない?と言いたい」と古内さん。
熱い想いだけで、何をしていいのか分からなかった20代。古内さんは、ある日、無一文から人生を切り開いた人の話をテレビで知り、自ら実践してみようとわざと散財して、無一文になってから東京に出てきたといいます。
「働かないと生きていけないので、本当にパワーが出るのです。踏まれても折れない雑草魂が身に付きました」
スーパーマーケットの倉庫での仕事についたつもりが、欠勤者が出たためにパン屋に入ることに。最初は苦手だった接客。しかし、逃げたくない気持ちから、日々、試行錯誤を続けるうちに、言葉の選び方次第でパンの売れ行きが変わるのが楽しくなり、すっかり接客の魅力にとりつかれたといいます。
「引越しにとっても接客はとても大切です。もちろん、荷物を運ぶのにもスキルが必要で、きちんと段取りをしないと、現場がまわりません。でも荷物を運ぶだけが引越しではないのです。人をもてなす気持ちを大切にし、考え方、やり方ひとつで仕事の可能性は無限に広がります」と古内さんは熱く語ります。
人を育てることで、自分も成長し、ゲストをもてなす──そんな姿勢が「アクティブ感動引越センター」を支えているのです。
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