東京都府中市のアクティブ感動引越センター(以下、アクティブ)で働く渡部さんは、新卒1期生として入社し早3年が経ちました。大学までは野球人生一筋。業界未経験で飛び込んだ引越し業で腕を磨き、2023年6月には営業成績1位に輝きます。社会人としてどのように人生の梶をとってきたのか、入社三年目の渡部さんに半日密着取材をしてその理由を探ってきました。
野球中心の16年間
渡部さんの野球人生は小学校から始まり、甲子園やプロ野球選手への夢を追い求めました。しかし、大学で現実を突きつけられ、野球部での競争が激しいことを実感。野球を辞めるか、続けるか、深く落ち込んだ時期を過ごしました。結果、選手としての道ではなく学生コーチとして部員をサポートしながら野球を続ける道を選びました。
大学4年生になり引退後、渡部さんは就職活動をスタートしました。就職活動では「人」を軸に、楽しい職場で働きたいと考えていました。つばさホールディングスに魅かれた理由は、採用担当者の雰囲気の良さと新しいことに挑戦できる環境。ベンチャー企業であるつばさホールディングスへの入社は、彼が新たなフィールドでの挑戦を選んだ結果でした。
未経験の引越し業界へ。新たな挑戦
つばさホールディングスでは、入社後1か月の研修を経てグループ会社を含めた配属先が決まります。渡部さんは引越し事業を行うアクティブへ。未経験からのスタートでした。最初は先輩社員からの指導を受けながら、引越し業務全般を学びました。
渡部さんが引越し業界にいる中で心がけていることは「笑顔」。初対面のお客様と接する際、「好青年」を意識しているそうです。学生時代の引越し業屋のイメージが「ガツガツ系」「怖い人」だったため、「怖くない、話しやすい引越し屋さん」を目指しているそうです。そんな渡部さんがお客様に言われてうれしい言葉は、「渡部さんって引越し屋さんじゃないみたい」。引越しは、体力的に大変な時もあるが、アクティブの引越しは「接客業」でもあるため、お客様の言葉が嬉しく、この仕事のやりがいだと語りました。
渡部さんは一緒に働く仲間たちを「個性豊か」と表現しています。それぞれ異なる考えや意見を持っていながらも、仲間の言葉からはアクティブへの愛に溢れていると言います。また、アクティブでは挑戦する人を応援することが浸透しており、共通の目標に向かって協力して仕事を進める姿勢が根付いています。
挑戦には必ず壁が立ちはだかります。渡部さんは新人社員としての最初の訪問見積もりで失敗したと話しました。アクティブでは、新人は先輩社員と一緒に訪問見積もりに行き、慣れた後一人で担当することになります。独り立ち初日、確認不足から誤った金額を提示してお客様を怒らせてしまいました。ただ謝るしかありませんでした。お客様に迷惑をかけてしまった自分に対し深く後悔を感じていました。訪問見積もりに対し恐怖を感じるようになりましたが、自分に負けぬよう、笑顔で接客を続け勉強もしました。その結果、2023年6月には全体の営業成績で1位に輝きました。
先輩から見る渡部さん
入社時から指導してきた五十嵐さんは、「渡部さんは、前に進むことをためらわない人です。悩んでいることを他人には見せず、自分で問題に立ち向かい解決しています。入社当初と比較すると、驚くほど成長しました。最初は未経験から、周りに頼っていただけでしたが、今では現場で責任を持って仕事をこなしています。」と渡部さんの印象を語りました。
また、渡部さんに対して「愛を持って人々と接すること」を忘れないようにとのアドバイスを送りました。「愛」という言葉は深い意味を含みますが、厳しい指導も含む、愛情豊かな関わりが大事、一つひとつの出会いをこれからも大切にしてほしいと伝えます。
夢は30歳までに社長になること
渡部さんの目標は「社長になること」です。入社時はあいまいな目標でしたが、現在は具体的なステップを描いています。まずは管理職に昇進し、経験を積み、資格を取得し、信頼を築くことを目指しています。そして、最終的には社長の職に就く覚悟を持っています。
渡部陸さんの成功物語は、挫折からの立ち上がりと精進に満ちています。彼の経験は、引越し業界が新しい挑戦と成長の機会を提供することを示しています。若い就活生にとって、彼の物語は新たなキャリアへのインスピレーションとなることでしょう。アクティブ感動引越センターは、成功への第一歩を踏み出す場所かもしれません。
アクティブ感動引越センター
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