2021年4月に入社した新卒社員。学生から社会人となり日常がガラッと変わりました。社会人を歩き始めた彼らは、どんなことを感じ、どんな仕事に楽しさや大変さを感じているのか。8か月経った新卒社員の仕事内容や入社後に成長したことなどを紹介します。今回の主人公は、多摩フードサプライの橋本さんです!
橋本さんは、今年つばさホールディングス株式会社に入社しました。1か月間の研修を終えた後、グループ会社の「株式会社多摩フードサプライ(以下、多摩フードサプライ)」に仮配属が決まりました。約半年間経験を積み、同社に本配属されました。多摩フードサプライは、主に量販店に向けたメーカー様からの食品をチルド・冷蔵・冷凍庫で預かり、発注に応じて毎日出荷をしています。また真空やリパックをする製造加工ラインを持っています。
一日のルーティンワーク
朝10時に出社後、「送り込み」という取引先へ商品情報の打ち込み業務から橋本さんの仕事は始まります。送り込みの量は日によって変わりますが、だいたい午前中いっぱいかけて一段落します。お昼休みには宅配弁当を食堂兼会議室で食べます。多摩フードサプライはグループ会社の中でもアットホーム感が特徴で、家族と食事をしているような和やかな雰囲気です。午後は届いた商品の情報や入庫数の確認、在庫の更新作業、メール業務などをします。14時半ごろに商品が届くので、発注数の確認を行い、その後は取引先各所へのFAX送信(けっこうな量です)。夜勤の方へ業務の引継ぎも行います。最後に、取引先店舗のデータをパソコンに取り込む受信業務をして一日の仕事を終えます。
橋本さんが感じる食品業界
橋本さんは大学時代に飲食店でキッチンのアルバイトをしていたことがきっかけで、食べ物を扱うことに興味が湧きました。就職活動でも、食品業界を調べていたそうです。調理師や食品メーカーよりも、多摩フードサプライのようにたくさんのメーカーの商品を扱う会社を希望するようになります。希望が叶ったものの、親会社 に入社した新卒7名のうち、多摩フードサプライに配属になったのは橋本さん一人。新しい環境と同期がいない不安から体調を崩したこともありました。しかし橋本さん自身が長所だという「粘り強さ」と、周りからの助けを受けて今では先輩から「最近、すごくいきいきと働いている」と言われるまでになりました。そんな橋本さんがいまだに大変だと思うのは構内での作業です。構内は、冷蔵部屋(0~10℃)と冷凍部屋(-20℃)の2部屋があり、防寒着を着ていても長時間いると寒いのです。「慣れると聞いていましたが、慣れないです」と爽やかな笑顔で教えてくれました。
先輩から見る橋本さんの姿
多摩フードサプライに仮配属された時から、バディとして見守ってきた菅野さん。橋本さんの成長を「素を出せるようになった」と表現します。
橋本さん自身がまじめな性格だったことから、アドバイスを素直に受け入れ次の日には実践をする、これを初めからできている彼はすごいなと感じていました。ただ全てのことに一生懸命だからこそ、新しい環境の中で緊張し言いたいことが言えない最初の数か月は体調を崩してしまう時もありました。しかし、彼自身が日々向き合っていたからこそ今の成長につながっていると思います。何事も受け入れる素直さが、素が出せるようになった彼を輝かせています。「リーダー人財としての能力を身に付けるのは、これからでいい」と菅野さんは言います。
また会社では「共通読書交流会」を有志で定期開催。指定図書の指定ページを交流会までに読んで、感想を共有しています。この交流会がきっかけで橋本さんの人柄を知れた、と副センター長の手塚さんは言います。「橋本さんは覚えも早く、そして指摘をしてもそれに対してきちんと受け止めて、落とし込んでいると感じます。そういうところがすごく頼もしいし、これからいろんな仕事を覚えていって成長してほしいと思います」。
社会人としての道を進み始めた橋本さん。最初のころは慣れない環境で大変なこともありましたが、何事も素直に受け取り実践するという彼自身の性格が成長へとつながっている。
最近会社の近くに引越した橋本さん。「福島出身なので都心より、山が近くてのんびりできる多摩地域が気に入っています」と話しました。引越し業者はグループ会社のアクティブ感動引越センターにお願いしました。同期の渡部さんが引越し当日のキャスト(=引越し作業スタッフ)にかけつけました。会社は違えど、支え合う関係はつづいていきます。
多摩フードサプライ
https://tamafs.jp/