立川市に本社をおくつばさホールディングス株式会社(以下、つばさホールディングス)が、持株会社体制に移行したのは2019年2月。それから間もなく新型コロナウイルスによるパンデミックが起こり、2022年度末をゴールにした3年間の中期ビジョンには大幅な軌道修正が行われました。グレート・リセット時代の中、必要な企業であり続けるために人的資本経営の推進や情報開示を積極的に行い、地域と共に生きる企業として成長している最中です。完成された組織でないからこそおもしろい。つばさホールディングスでは12月から視察申込を開始しました。
未来を切り拓く若手育成に挑戦中
>>>つばさホールディングスのバックオフィス機能紹介
つばさホールディングスの新卒採用は、2019年からリーダー人財をターゲットに募集し続けています。価値ある企業を承継する、若い世代の社長を100人生み出そうという大きな夢をもって採用した新卒社員はのべ19名。2023年度には新たに2名が入社します。
入社後は約1ケ月間の研修を経て、最終日には役員・顧問を前に、一人ずつ自分が目指す姿をプレゼンテーションします。その後グループ会社に仮配属され、5ケ月後には本配属先が決定。バディが伴走しながらキャリアアップを進める現場のプロセスを公開しています。
●新入社員オンボーディング
入社前スタートアップ研修 |
14時間 |
入社後研修(4月) |
112時間(約14日間) |
研修例)一学一践/読書習慣/コミュニケーション力/交渉力/報連相/PREPプレゼン/PDCA/経営管理/SWOT/ビジネスマナー/PEP TALK/ITリテラシー/PC基本スキル/グループ会社訪問・体験/新卒プロジェクト※ほか ※理念浸透を目的に全社を巻き込んで新卒が取り組むプロジェクト。毎年恒例となっている。 |
仮配属(5〜9月) |
財務/社風人財/経理/広報/採用/業務管理/現場支援(引越し・運送・食品発送代行)など、配属先によりさまざまな実務経験を行う。 月1回のフォロー研修実施で仮配属後のサポートをする。未来のリーダー人財となる前提での配属なので事業計画作りや経営会議への参加もこの時期から行われる。 新卒プロジェクトは定期ミーティングを行いながら10月の開催まで運営を継続。 |
本配属(10月〜) |
仮配属と面談を経て、個人個人に合った配属先を決定する。配属後は定期的に1on1を実施し、新入社員が組織で早く活躍できるよう、組織全体で継続的にサポートしていく。 ジョブローテーションを活用して現場理解を深め、リーダー人財に必要な知識と経験を積み重ねていく。 |
日経にも取材された再生型M&Aの今
>>>業績改善方法を公開
つばさホールディングスでは2021年から3つの企業の株式取得を行いました。取得までのプロセスとPMIでは、現場の声を無視しない意識統合に力を入れています。業績管理ができる人財を各社で育て、親会社と子会社の信頼関係を築いています。
2021年2月にグループインしたエイチディーエス株式会社(旧ハーレーダビッドソン昭和の森)は、今年7月に昭島市から瑞穂町へ拠点を移し、新たなドメイン設定・社内改革を行うことで赤字経営を黒字化しました。同年7月にはエールロジスティクス株式会社(旧株式会社落合興業社)がグループイン。そして同年9月にグループインしたFUロジテック株式会社(旧フォスター運輸株式会社)は、グループ内の運送・整備会社と連携することで事業拡大につなげています。
M&Aを検討される企業様だけでなく、レジリエンスカンパニーを目指す企業様にプロセスを公開しています。
社名(グループイン時期) | グループイン前の問題 | グループイン後の成果 |
株式会社カーライフサービス多摩車両 (1941年8月) | 経営者の体調不良による事業意欲の低下と、従業員の士気低下。それを起因とする業績不振。 | 5Sの徹底による稼働率改善、新しい設備と技術力を最大限に生かし4年後に売上高が合流前の3.8倍に。 |
エイチディーエス株式会社 (2021年2月) | 高コスト体質、正規代理店契約解消に伴う組織的売上体制再構築への対応遅れ。 | 移転を行い、事業ドメインの整理や各種経営分析を実施。事業領域を明確にし、経営資源の集中投下を行ったことで、単月黒字化を達成。 |
エールロジスティクス株式会社 (2021年7月) | 経営者の高齢化と後継者不在。 | 管理者の最適配置と若手人材の新規雇用及び教育を実施し、受注体制を強化。その結果、年商は合流前の4倍に。 |
FUロジテック株式会社 (2021年10月) | 各種投資控えによる、変革と高度化への遅れ。 人員の硬直化及び帰属意識の低下。 | グループ内企業との連携にて事業拡大。設備投資(4年ぶり大型車両2台導入など)や各種数値データや分析手法の共有にて、社員の意識改革を行い、毎月黒字化を実現。 |
多様な企業との対話と共創へ向けて
バックオフィスの役割を担うつばさホールディングスではこの他に、IT推進室のRPA導入やDX化に向けた中長期的な取り組みを行なっています。またグループ・関連会社ではシナジーを生む事業連携を積極的に行なっています。視察を希望される企業様からご要望をお聞きし最適な視察コースをご提案させていただきます。
企業訪問に関するお問い合わせはこちら
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グループ・関連会社情報はこちら
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メタバースプラットフォーム「Spatial」でもグループ・関連会社紹介をしています。
https://www.spatial.io/s/tsubasahorudeingusu-63718f345e104c0001a82f49?share=5537486033111340858
<鑑賞方法>
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