つばさホールディングス株式会社(以下、つばさホールディングス)は、2023年より初めてのインターン制度を導入する運びとなりました。この新たな一歩に踏み出した中で、2024年4月に入社予定の大学4年生、宋さんはインターン第1号として選ばれた1人です。この記事では、つばさホールディングスのインターン生であり、将来的な社会人としての準備を進める宋さんが、つばさホールディングスグループの一員であるつばさロジスティクス株式会社(以下、つばさロジスティクス)で活躍する先輩社員、小谷野さんに対談形式で質問をぶつけ、社会人としての仕事やその魅力について探ります。
内定者インターンで入社後のイメージギャップをなくす
小谷野)つばさロジスティクスで人事管理グループに所属している小谷野です。私は2021年に入社した1期生です。宋さんは4期生ですね。
宋)よろしくお願いします。早速小谷野さんに質問ですが、現在は具体的にどんな仕事をしているのですか?
小谷野)つばさロジスティクスのトラックドライバー(以下、ドライバー)採用が主な仕事です。物流は業界全体が人財不足なので、1人でも多くの募集につなげるために採用媒体だけでなく、LINEやSNSの運用も行っています。その他は会議運営や総務のお手伝いも行います。

入社から3年経って変わったこと
宋)1年目と比べて仕事内容は変わりましたか?
小谷野)そうですね。最初は西砂ベースという拠点に所属して、最前線で働くドライバーさんと積極的に会話をしたり、運行管理のサポートや、事務所の掲示物の作成をしていました。今は本部所属で、働く環境をサポートする立場になりました。同じフロアなのでドライバーさんとの交流は続けています。
宋さんはつばさホールディングスで何をしているんですか?
宋)今は、広報宣伝グループに所属していて、インターン期間中に社内報を1ページ作ることが目標です。取材や撮影、ライティングから、Adobe illustratorを使ったレイアウトまで担当するので、各スキルの講座受講をしたりグループ会社への理解を深めています。
小谷野)すごいですね。次の社内報には宋さんが作ったコーナーが載るんですね。そもそもインターンはどうしてしようと思ったんですか?
宋)インターンのうちにある程度社会人としての経験を積んで、いざ会社勤めが始まったときに、学ぶことが多すぎて絶望しないようにするためです。先にメンタルケアをしようと思いインターンに参加しました。
誰でも意見を言える雰囲気が魅力
宋)つばさロジスティクスの職場の雰囲気はどうですか?
小谷野)部署や役職の垣根を超えて意見交換ができていると思います。みんな仕事に真剣だからこそ、ぶつかり合うこともありますが、それも含めて何でも言い合えるし何でも提案できる職場だと感じています。
宋)実際に何か提案して実現したことはありますか?
小谷野)新入社員の紹介を各拠点の掲示板に貼り始めたことです。ウェルビーイング室が行う従業員面談で「新しく入った人の名前が分からない」という声があり、皆が目にする掲示板で新人紹介を行うアイデアを提案したところ、採用されました。採用募集は通年やっていますが、新しい人を全体に周知する仕組みがこれまでありませんでした。昨年の10月から実施し「従業員の顔が見える」と好評です。
宋さんの職場の雰囲気はどうですか?
宋)つばさホールディングスは雰囲気がすごくいいです。隣に先輩が座るので分からないことはいつでも聞けますし、お土産のお菓子があると皆に配ってくれて親切だなって思いました。
社会人になるときに、これだけは意識した方がいいことは何でしょうか?
小谷野)報連相ですね。報告・連絡・相談はマメにするようにしています。
宋)具体的に言うと?
小谷野)会社では、自分だけが知っていてもあまり意味がなくて、自分の仕事が「点」にならないように上長にしっかりと共有することを、すごく心がけています。2年目までは「これは別に共有しなくていいでしょ」と自分勝手に判断して報告しなかった結果「どうして言わなかったの、把握してないよ」という状況が何度もあり、学びました。何かあれば報告して相談。これは自分の中で徹底してやっています。
宋)とにかく何でも報告した方がいいってことですよね。
小谷野)迷った時は 全部しちゃった方がいいって思ってます(笑)。
宋)大変勉強になります!

人出不足を解消して社会のインフラを支えたい
宋)仕事の上で嬉しかったこと、大変だったことを教えてください。
小谷野)採用担当として関わったドライバーさんが入社後活躍している姿を見ると嬉しい気持ちになります。「小谷野さんの対応が良かったから入社を決めました」と言われた時はやっててよかった!と思いますね。大変なことは採用目標数に対して応募が集まらないことです。今はどの業界も人手不足ですけれど、ドライバー不足は当たり前に物が届かない社会を作ってしまいます。難しい時期だからこそ何ができるかを考えて、社会のインフラを支え続けたいと思っています。
社会人とは何でしょうか?学生との違いは?
宋)核心に触れますが、社会人とは何でしょうか?
小谷野)うーん、難しい質問(笑)。一般的かどうかは分からないけど、つばさホールディングスでは入社1年目から自分がやりたいと明言したことは、まず任せてくれる。もちろん失敗することもあるけど、周りの力も借りて信頼を得ていけば挑戦を続けさせてくれる会社だと思います。その上で「社会人」とは「自分次第で可能性を限りなく広げられる存在」でしょうか。年収も、仕事に対しての視座も上げられると思います。もちろん、そういった自由が生まれるのは会社のルールを守って責任を持った行動をしている上で、ですけどね。

社会人は仕事の責任が重くなる?
宋)アルバイトと比べてやっぱり責任感が増すイメージがありますね。社会人は抜けられない存在になるなっていうイメージがあります。一人ひとりが大事な歯車になっていて、1人でも抜けたらそこの機能が止まっちゃうような。
小谷野)一人ひとりが責任と自覚をもって仕事をしている感じは確かにしますね。ただ、社会人になっても仕事が全てではない。急な病気や事故、ご家族の事など仕事以外の都合も出てきますから、1人が抜けても機能できる仕組みを作ることは大事だと思います。
新社会人にアドバイスしたい3つのこと
宋)来年から社会人の仲間入りをするので、アドバイスをお願いします。
小谷野)3つあります。1つ目はまず明るさです。私もそうだったけど新卒社員は新人として、会社での知識・経験・スキルがない状態で新しい環境に飛び込んでいきます。その辺りは会社側も承知しているので、日々の明るい挨拶や振る舞いが大事だと思います。2つ目は、新人だからこそ見える視点を大切にすることです。入社1〜2年は、当たり前の景色や習慣になっている職場の課題に気づきやすい良い期間です。3つ目は元気。会社の色々な人に会う時に第一印象はとても大事です。元気のよい宋さんを見せて職場を活性化してくださいね。
宋)ありがとうございました。
──「ふわっとしていた社会人へのイメージが具体的になりました」と、帰り際に話していた宋さん。社会人に仲間入りするまで残りわずか。残された学生生活も存分に楽しんでください!
小谷野さんの入社1年目のインタビュー記事
https://flapweb.tsubasa-holdings.co.jp/work03/
つばさロジスティクス
https://tsubasa-logistics.co.jp/
つばさホールディングス
https://tsubasa-holdings.co.jp/